履歴がわかりずらい縮毛矯正 2022/09/02
難度レベル＝４＋５
髪の太さ＝細〜普通
履歴状態＝３ヶ月前に顔周りだけ縮毛矯正＋サイエンスアクアを３ヶ月おきにやりチリチリ＋中間からブリーチ。今回、実はかなり大変で、何が大変だったかというと、縮毛矯正履歴部分にもブリーチが入っていたけど綺麗に伸びていないこと、更にはお客様が３ヶ月前に縮毛矯正をしたという場所と、私がしたであろうと思う箇所が全く違ったことです。お客様は顔周りだけと言いましたが、私の判断だとイヤーツーイヤーより前全部だと認識が出来てしまいます。この時にお客様の言った通りにするか、私の判断した通りにするかで結果が変わってしまいます。しかし一度シャンプーして乾かしたら明らかに私の判断位従った方が良さそうだったので受け入れて頂き、施術させて頂きました。今回の場合、薬剤を塗布するタイミングを間違えると絶対に綺麗にならないので、慎重な施術を心掛けました。
施術内容
シャンプーしてドライして癖やダメージの事前チェック
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１液放置タイム＝塗り終わってから２５分。
５.０の４割を縮毛矯正履歴がない新生部とブリーチのところは塗らずに１０分で塗布後、タイマースタート。全体に塗りムラが無いかチェックしながら明らかに還元不足になりそうな箇所に７.５を塗布後、ブリーチのところまで薬剤を伸ばし、シャンプー台に移動し、倒した状態にて縮毛矯正履歴部分に薬液を塗布後、タイマースタートから２５で完全還元完了でシャンプー。
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フルウエットからツインブロー
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１８０度でアイロンプレス
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２液＝加水２％塗り終わり３分で流し
所要時間＝２時間３０分（カット＋縮毛矯正＋トリートメント）
金額＝３２０００円
仕上がりはもちろん手で乾かしただけです。撮影前にブロー＆アイロン一切していません。美容師さんに絶対ウソでしょって言われますが本当にしていません。見学に来た美容師さんは全員ビックリしています。
今回のような履歴が複雑な場合は、根元〜中間、毛先の薬剤の反応を見ながら塗布するタイミングが大切になります。
はじめて御来店のお客様はダメージを進行させない事を最優先に考えて施術を行います。癖が残ってしまった場合はやり直しができます。しかし極端にダメージを進行させてしまいましと治す事が出来なくなります。その為、初めてのお客様で履歴が分からずハイダメージで難易度が高い場合は、ダメージリスクを最小限に優先させた施術をさせて頂いております。最後の仕上げは、極端なカールヘアじゃない限りは御要望通りにお仕上げ致します
美容師さんへ
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